静岡県伊東市の田久保眞紀市長は、学歴詐称疑惑でネット上やメディアで注目を集める中、SNS（X）に投稿した内容がさらに批判を呼んでいます。29日までに更新された投稿では、定例会見後のランチの様子を報告する形で、取材や質問に対する対応を振り返る内容が含まれていました。
投稿内容では、田久保市長は「午前中の定例会見が終わった後、市役所8階の食堂で昼食を取った」と報告。その際、「イジワルな質問もいろいろされました」と自らの受け答えについて触れ、報道の切り取り方を念のため動画で保存したことを明かしました。さらに、ランチ中の卵焼きの写真も添付し、「受け答えについてもまだ研究の余地がある」と自身の対応を振り返るコメントを投稿しました。
市民・ネットからの批判
投稿には多くのコメントが寄せられ、批判が集中しています。市民からは以下のような声が上がっています：
- 「おいおい。意地悪とか受け答えとかマジか？」
- 「報道での切り取りを心配しているようだが、過去の記者会見を見れば、貴方が一番意地悪な対応でした」
- 「何が『イジワル』だ。学歴詐称は事実だろう。恥を知れ田久保」
スポーツ紙記者も、市民の反応を踏まえ「市長が意図的にマスコミを煽ろうとしたのかもしれませんが、コメントの呑気さが不快感を増幅させています。定例会見で厳しい質問を受けているのは、自らの行動の結果です」と指摘しています。
過去のSNS投稿も批判の対象
田久保市長はこれまでにもSNS投稿が物議を醸しており、6日には台風15号による被害状況の視察報告とともに、自撮り写真をアップ。その際も「自撮り必要？」「卒業証書も投稿すればいいのに」といったコメントが殺到しました。
さらに、8日には市役所の食堂での昼食を「窓からの絶景」と投稿。この投稿も「公職者としての自覚がない」などと指摘され、再び批判を集めました。こうした一連の投稿は、市民から「空気を読めない」「公人としての自覚に欠ける」と受け止められています。
中立的視点での考察
田久保市長のSNS投稿は、市民やメディアから注目される学歴詐称問題に関連しているため、発言や写真が広く議論の対象となっています。中立的な視点では、投稿内容そのものが意図的であったか否かは不明ですが、公職者として市民感情を考慮した情報発信の重要性が浮き彫りになっています。SNSでの発信は、発信者の意図に関わらず市民の信頼やイメージに直接影響するため、公人としての適切な配慮が求められます。
まとめのポイント
- 田久保市長は学歴詐称問題で注目を集める中、SNSに定例会見後のランチ模様や受け答えを投稿。
- 投稿内容は市民やネットで批判を呼び、「公人としての自覚に欠ける」「恥を知れ」との声が多数寄せられた。
- 過去にも自撮りや呑気な写真投稿が批判対象となり、SNS運用が物議を醸している。
- 中立的には、公職者として市民感情を考慮した情報発信とSNS運用の適切さが求められる事例。
