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札幌市中央区でクマの目撃が相次ぐ 小中学校が臨時休校に【住民の不安と今後の課題】

北海道の事件・事故・クマ出没情報
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札幌市中央区の住宅街で、16日朝にクマが相次いで目撃されました。
住宅のすぐ外にクマが現れたことで、地域の小中学校2校が臨時休校となるなど、住民の間に大きな不安が広がっています。

都市部でクマが出没するニュースは近年増加しており、今回も「なぜ住宅街に?」という疑問が多くの人から上がっています。


窓の外にクマ…札幌・円山西町で相次ぐ通報

事件が起きたのは、札幌市中央区円山西町3丁目の住宅街。
午前7時前、「窓の外にクマがいる」との通報が警察に入り、その20分後には「庭にクマがいる」という別の通報が寄せられました。

現場に駆けつけた警察官は、庭先に居座る子グマ1頭を確認。
地元住民によると、クマは「庭の物をあさっていた」様子で、警察や市職員が現場周辺の安全確認を行いました。

目撃者の1人は「テレビを見ていたら、窓の向こうにクマがいて本当に驚いた」と話しています。


西区でも目撃 札幌市が警戒を強化

さらに、同日の午前6時半ごろには西区山の手でもクマ1頭の目撃情報がありました。
同じ朝に2つの地区で出没したことで、市と警察は「人身被害の恐れがある」として、住民に外出を控えるよう呼びかけています。

札幌市は、周辺に設置された監視カメラ映像の確認を進めるとともに、ヒグマ対策チームを中心に出没ルートの特定を急いでいます。


なぜ住宅街にクマが出没?背景にある「エサ不足」と「人間の生活圏拡大」

なぜ、札幌市の中心部近くでクマが現れるのでしょうか。
専門家によると、背景には山間部でのドングリなどのエサ不足や、人間による森林開発・宅地化の影響があるといいます。

特に秋は冬眠前でクマの食欲が増す季節。
ゴミや果樹、ペットのエサなどの「人間の生活ごみ」がクマを引き寄せるケースも少なくありません。

あなたの家の近くにも、知らず知らずのうちにクマを呼び寄せる要因があるかもしれません。


地域ができる対策とは?

札幌市では、ヒグマ出没時の行動マニュアルを市民に周知しています。
主な対策として以下の点が挙げられます。

  • クマの活動が多い早朝・夕方の外出を避ける
  • 生ゴミやペットフードを屋外に放置しない
  • 実のなる木や畑の収穫を放置しない
  • クマを見かけたら近づかず、すぐに警察または市に通報する

クマは一度でも「人間のいる場所で食べ物を得られた」と学習すると、再び戻ってくる傾向があります。
「うちは関係ない」と思わず、地域全体での取り組みが求められます。


まとめポイント

  • 札幌市中央区・西区でクマの目撃が相次ぎ、小中学校が臨時休校
  • 子グマ1頭が住宅の庭に居座る様子も確認
  • 背景には山でのエサ不足と人間の生活圏拡大が関係
  • ゴミや果樹などがクマを引き寄せる可能性あり
  • 住民一人ひとりがクマ対策を意識することが重要

(HTB北海道ニュース「札幌市中央区の住宅街で「窓の外にクマ」 目撃相次ぎ小中学校が臨時休校」

札幌市中央区の住宅街で「窓の外にクマ」 目撃相次ぎ小中学校が臨時休校
16日朝、札幌市中央区でクマの目撃が相次ぎ、付近の小中学校が臨時休校となりました。また、西区でもクマの目撃があり、市が警戒を呼びかけています。庭に居すわるクマ。これは午前7時過ぎに札幌市中央区円山西…

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