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倶知安町で外国人労働者向け住宅街の開発を許可 道が農地転用を承認、住民の反対も

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北海道・倶知安町で外国人労働者向け住宅街の建設計画が前進

北海道・後志地方の倶知安町で、外国人労働者らが住むための大規模住宅街を建設する計画が進められています。
北海道は16日、開発予定地となる約2.7ヘクタールの農地について、農地転用を正式に許可する方針を決定しました。

この住宅街には、冬季の観光業などで働く最大1,200人の外国人労働者が居住する予定です。ニセコエリアを中心に外国人労働者の受け入れが急増するなか、住宅不足を背景にした開発とみられます。


住民からは「治安悪化が心配」 反対署名4,000件超が提出

一方で、地元住民の間では開発に対する懸念の声も上がっています。
「治安の悪化や地域コミュニティの崩壊につながるのではないか」として、オンラインで4,315人分の反対署名が北海道に提出されました。

倶知安町の農業委員会も当初は反対の立場を示していましたが、北海道農業会議が「基準を満たしており、転用はやむを得ない」と判断したことを受け、方針を転換。
最終的に「転用を容認する」意見書を道に提出しました。


外国人労働者と地域の共生、課題は山積み

倶知安町やニセコ周辺では、スキーリゾートや観光施設で働く外国人労働者が急増しています。
冬季になるとオーストラリアや東南アジア、ヨーロッパなどから多くの人が来日し、地域の観光業を支えています。

しかしその一方で、

  • 家賃の高騰
  • 生活マナーやゴミ出しルールをめぐるトラブル
  • 地域文化とのすれ違い

といった課題も指摘されています。

今回の住宅街開発は、こうした**「外国人と地域の共生」問題の試金石**ともいえるでしょう。


今後の見通し 地域協定を経て造成工事へ

開発事業者は、正式な転用許可を受け次第、町内会などと協定を結びながら造成作業を進めるとしています。
建設時期や入居開始時期の詳細はまだ明らかにされていませんが、今後は住民との対話が大きな焦点となりそうです。

あなたはどう思いますか?
外国人労働者の増加は地域に新たな活気をもたらす一方で、文化的・社会的な調整が求められます。
「多文化共生」は理想ですが、現実的なルールづくりと地域理解がなければ摩擦は避けられません。


まとめポイント

  • 倶知安町で外国人労働者向け住宅街の建設が正式に許可
  • 開発面積は約2.7ヘクタール、最大1,200人が居住予定
  • 地元住民からは治安悪化などを懸念する反対署名4,315件
  • 北海道農業会議が「転用はやむを得ない」と判断
  • 外国人との共生に向けた地域ルール作りが今後の課題

(出典:HTB北海道ニュース【独自】倶知安町に外国人労働者向け住宅街の開発計画 道が農地転用を許可へ

【独自】倶知安町に外国人労働者向け住宅街の開発計画 道が農地転用を許可へ
後志の倶知安町の農地に、外国人労働者らが住む住宅街を開発する計画をめぐり、道は16日付けで農地転用を許可することがわかりました。倶知安町のおよそ2・7ヘクタールの農地では、冬季の外国人労働者など最大…

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