■ 斉藤鉄夫代表、「政治資金収支報告書の不記載」について説明
公明党の斉藤鉄夫代表(73)が11日、YouTubeチャンネル「リハック」の生配信に出演し、自身の政治資金収支報告書や資産等報告書の不記載問題について釈明しました。
斉藤氏は、2020年12月に全国宅建政治連盟からの寄付金50万円が政治資金収支報告書に記載されていなかったことをはじめ、21年には資産報告書、22年12月には選挙運動費用収支報告書の不記載が明らかになっています。
■ 配信での主な発言
- 宅建政治連盟からの寄付金不記載
- 「単純にミスでございます。本当に申し訳ございません」と謝罪
- 「選挙時のコンビニ領収書の不備も政治資金規正法、公職選挙法に抵触するため、訂正報告書を提出済み」
- 資産等報告書の不記載
- 「姉から複雑な相続を受けたため記載漏れがあった」
- 「政治資金ではなく資産報告の問題であり、相続税は適正に納付済み」
- 自民党との違いについて
- 「個人のミスであり、組織ぐるみではない点で異なる」
- 「謝罪や訂正を通じて、説明責任を果たす姿勢を党として重視している」
■ 不記載問題が連立解消の背景に
斉藤氏は、自民党との連立解消についても言及。「政治資金不記載問題で国民の不信感が高まったため、払拭する努力が必要」と語り、連立解消は党の信頼回復を優先する判断だったことを示唆しました。
■ 読者に考えてほしいポイント
- 政治家個人の「ミス」と、党や組織ぐるみの不正はどう区別するべきか
- 説明責任や訂正報告の提出は国民にどの程度伝わっているか
- 政治資金報告の透明性が、政治不信回避にどれほど重要か
■ まとめポイント
- 斉藤鉄夫代表は政治資金報告書・資産報告書の不記載を「ミス」と認め謝罪
- 宅建政治連盟からの寄付金50万円やコンビニ領収書の記載漏れは訂正済み
- 資産報告書の不記載は複雑な相続によるもので政治資金には関係なし
- 自民党との違いは「組織ぐるみではなく個人のミス」と説明
- 透明性と説明責任を果たす姿勢が、今後の党運営の信頼回復に重要
(出典:日刊スポーツ「公明党の斉藤鉄夫代表も不記載議員「リハック」で自民党との違い聞かれ「私のミス」連発で釈明」

公明党の斉藤鉄夫代表も不記載議員「リハック」で自民党との違い聞かれ「私のミス」連発で釈明 - 政治 : 日刊スポーツ
自民党との連立を解消した公明党の斉藤鉄夫代表(73)が11日、YouTubeチャンネル「リハック」の生配信に出演。自身の「政治資金収支報告書の不記載」について… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...