百田尚樹氏の「女性はセクハラされても目を瞑ればよい」発言が物議 過去の発言も再燃し“女性蔑視”批判拡大

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2025年9月30日、日本保守党の代表であり作家の 百田尚樹氏(69) が、自ら出演するYouTube番組「ニュースあさ8時!」での発言をめぐり波紋を広げています。群馬・前橋市の小川晶市長(42)のスキャンダルについて意見を述べるなかで飛び出した「女性はセクハラされても目を瞑っとけばいい」との発言が、SNSを中心に 「女性蔑視だ」との批判 を集めています。


小川市長の“ラブホテル通い”問題から議論が発展

この日の番組では、前橋市長の小川氏が複数回にわたり既婚男性職員と市内のホテルを訪れていた件が話題に。報道によれば、小川市長は「相談のため」と説明し、男女関係を否定しましたが、世間からは「市長としての責任をどう取るのか」との声も出ています。

百田氏はこの件について「ラブホテルに行ったからといって辞職すべき規約はない」「夫婦間や本人同士の問題だ」と述べ、公職辞任には直結しないとの見解を示しました。

一方で、共演者の有本香氏(党事務総長)は「権力関係を背景にした問題である可能性も否定できない」と指摘。ここから議論は「男女の立場の違い」「権力と性の問題」へと発展していきました。


問題視された「セクハラ発言」

議論の流れの中で百田氏は、女性の加害例について触れつつ、
「女性はセクハラされても目を瞑っとけばいい」と発言。

この発言に対して有本氏は即座に「そんなことはあり得ない。馬鹿なことを言うんじゃない」と制止しましたが、配信後にはSNS上で拡散され、

  • 「女性蔑視も甚だしい」
  • 「こんな人が国会議員だとは信じられない」
  • 「冗談では済まされない発言」

といった厳しい声が多数寄せられました。


過去の発言が再び注目

百田氏の「女性を軽視するかのような発言」は今回が初めてではありません。昨年11月にも同じ番組内で少子化対策を議論する中、

「30歳を超えたら子宮を摘出する、といったSF的な仮定」

と語ったことが炎上。本人は後に「小説の設定としての例に過ぎない」と釈明しましたが、当時も大きな批判を浴びました。今回の発言を受け、ネット上では「懲りない」「またか」といった声が相次いでいます。


政治家としての資質が問われる

百田氏は2025年7月の参院選で当選し、国政の場に立ったばかりです。作家としての奔放な発言はこれまでも注目を集めてきましたが、党代表であり国会議員という立場になったことで、「発言の影響力」と「責任の重さ」 は格段に大きくなっています。

今回の一件は「表現の自由」と「政治家としての適切な発言」のバランスをどう取るかという根本的な問題を浮き彫りにしました。擁護する意見としては「言葉の一部を切り取って過剰に批判している」という指摘もありますが、多くの国民が「女性の人権を軽視する姿勢」と受け止めたことも事実です。


まとめ:今回のポイント

  • 日本保守党の百田尚樹代表が「女性はセクハラされても目を瞑ればよい」と発言し、物議に。
  • 小川晶市長のスキャンダルをめぐる議論から派生したものだったが、女性軽視との批判が噴出。
  • 百田氏は過去にも「30歳を超えたら子宮を摘出」との発言で炎上しており、「再びの問題発言」と受け止められている。
  • 国会議員としての自覚と責任ある発言が求められる一方、発言の切り取りや過剰な批判に対する懸念もある。

今回の騒動は、「政治家の言葉が社会に与える影響」 を改めて考えさせる出来事となりました。


(出典:Yahoo!ニュース「「女性はセクハラされても目瞑っとけばええ」保守党・百田尚樹氏の持論が”女性蔑視“と物議…昨年も「30超えたら子宮摘出」発言で炎上」

「女性はセクハラされても目瞑っとけばええ」保守党・百田尚樹氏の持論が”女性蔑視“と物議…昨年も「30超えたら子宮摘出」発言で炎上(女性自身) - Yahoo!ニュース
9月30日、日本保守党の百田尚樹代表(69)が、自ら運営するYouTubeの生配信番組「ニュースあさ8時!」に出演。連日ワイドショーを賑わせている群馬・前橋市長の小川晶氏(42)の“ラブホ通い”スキ

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