日本保守党の共同代表である**河村たかし氏(76)が、党代表の百田尚樹氏(69)**を脅迫などの疑いで東京地検に告訴しました。
さらに河村氏は会見で「しかるべく決断させていただく」と述べ、離党の可能性を示唆しています。
今回の告訴と発言は、党内の権力闘争が表面化した大きな出来事といえるでしょう。
◆ 告訴の背景とは?
- 告訴状によると、4月の会見後、議員会館の一室で百田氏が河村氏に対して右手を振り上げ「俺が殴ったら死ぬぞ」と発言。
- さらにペットボトルを投げつけ、業務を妨害したとされています。
- 河村氏はこれを「脅迫」として法的措置に踏み切りました。
◆ 河村氏と百田氏の対立の経緯
- 党代表選や党大会の実施をめぐって両者が口論。
- 百田氏は2024年9月に河村氏を共同代表から事実上解任すると通告。
- 一方で河村氏はこれを拒否し、対立が続いていました。
◆ 河村氏の批判ポイント
会見で河村氏は百田氏の党運営について、
- 「集権的で仲の良い人だけで固めるやり方だ」
- 「全国に政党支部を設立して党勢拡大を目指すべき」
と指摘。つまり、党の未来をどう描くかをめぐり、両者の路線が大きく食い違っているのです。
◆ 今後の日本保守党はどうなる?
- 河村氏が離党すれば、党の求心力は大きく揺らぐ可能性。
- そもそも小さな新党において、代表クラスの分裂は致命的な打撃になることが多い。
- 一方で、党の在り方や組織運営をめぐる議論は「民主的な党運営とは何か」という重要な問いを突きつけています。
読者の皆さんは、政党における「リーダーシップ」と「民主的運営」のバランスをどう考えますか?
◆ まとめポイント
- 河村たかし氏が百田尚樹氏を脅迫容疑で告訴。
- 会見では離党の可能性を示唆。
- 対立の根本は「党運営のあり方」への考え方の違い。
- 今後の動向次第で、日本保守党の行方に大きな影響を与える可能性がある。
(出典:Yahoo!ニュース「保守党の河村氏、百田氏を告訴 離党を示唆「しかるべく決断」

保守党の河村氏、百田氏を告訴 離党を示唆「しかるべく決断」(共同通信) - Yahoo!ニュース
日本保守党の河村たかし共同代表(76)=衆院愛知1区=は3日、東京都内で記者会見し、脅迫などの疑いで百田尚樹代表(69)に対する告訴状を2日付で東京地検に提出したと明らかにした。保守党との関係につ