中立的な立場で記事を作成するため、一部の記事をリライトしました。

北村晴男氏、小泉進次郎陣営のステマ指示問題を一言で厳しく批判

政治・政策まとめ

参議院議員で「日本保守党」の北村晴男氏は、10月27日に自身のX(旧ツイッター)を通じて、自民党総裁選に関する小泉進次郎農相陣営のステルスマーケティング(ステマ)疑惑に言及しました。この問題は、総裁選(投開票:10月4日)に立候補している小泉氏の陣営が、インターネット上の配信動画に小泉氏を称賛するコメントを投稿するよう、陣営関係者に求めるメールを送付していたことから発覚しました。


ステマ指示の内容と経緯

小泉氏は26日の記者会見で、自身は「知らなかった」と関与を否定した上で、「総裁選に関わることなので、申し訳なく思う」と謝罪しました。しかし、関係者によると、このメールを送ったのは陣営幹部で、広報班長を務めていた牧島かれん元デジタル担当大臣の事務所関係者でした。メールは、小泉氏の出馬会見前日の9月20日に陣営内で送信され、“応援投稿”を依頼する内容でした。

メールには投稿例として24種類の文例が記載されており、主に以下のような内容が含まれていました。

  • 「期待感しかないでしょ」など小泉氏を称賛する内容
  • 「ビジネスエセ保守に負けるな」「やっぱり仲間がいないと政策は進まないよ」など、ライバル候補である高市早苗氏をおとしめる文言

このように、称賛と中傷を組み合わせた巧妙なステマ投稿の指示であったことがわかります。


北村晴男氏の批判

北村氏はX上で、今回の問題を次のように指摘しました。

「賞賛投稿ステマのみならず、他候補中傷投稿ステマ メチャクチャ悪質で、自由民主を名乗る資格無し」

北村氏は、今回の一連のメール指示が自民党の倫理や政治的責任に反する行為であると厳しく批判し、自由民主党としての信頼性を損なう行為だと強調しました。


問題の重要ポイント

  1. ステルスマーケティング指示:小泉進次郎氏の陣営内で、応援コメントを投稿するよう関係者にメール送信
  2. 内容の特徴:小泉氏称賛と他候補中傷を組み合わせた24種類の文例
  3. 小泉氏の対応:自身は関与せず「知らなかった」と説明、謝罪
  4. 関係者:陣営幹部・広報班長を務めた牧島かれん氏の事務所関係者がメール送信
  5. 政治的批判:北村晴男氏は「自由民主党を名乗る資格なし」と指摘、党の信頼性への影響を懸念

まとめ

今回のステマ指示問題は、自民党総裁選における陣営運営の倫理性や透明性に疑問を投げかける事案です。称賛と中傷を組み合わせた巧妙なメール指示が発覚したことで、候補者個人の関与だけでなく、陣営全体の政治姿勢や党としての信頼性が問われる形となっています。

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