▼注目ポイント
札幌・すすきのの繁華街で、2人乗りの電動キックボードが深夜に目撃されました。
実はこの行為、道路交通法違反であり、罰金や反則金の対象となります。
便利で手軽な乗り物として人気が広がる一方で、マナーや安全意識の欠如が問題視されています。
(出典:STVニュース北海道「電動キックボードで2人乗り 交通違反で罰金の対象 札幌・すすきので未明に目撃 警察が注意呼びかけ」
🛴電動キックボードの「2人乗り」は法律で禁止
2024年8月5日未明、札幌市のすすきので男性2人が電動キックボードに乗って走行する様子が確認されました。
2人乗りは道路交通法で明確に禁止されており、以下のような罰則が科せられる可能性があります。
- 反則金:5,000円
- または罰金:5万円以下
一見すると小さな違反に思えますが、転倒事故や歩行者との接触など、重大事故につながるリスクが高い危険行為です。
🚦「LUUP」サービス拡大と安全面への懸念
札幌では2024年8月初旬から、**電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」**がスタートしました。
しかし、利用者の急増により、交通ルール違反や事故の報告も相次いでいます。
警察庁によると、特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード)による交通事故・違反件数は2024年だけで全国4万1246件にのぼり、
- 死亡:1人
- けが:350人
という被害が報告されています。
便利な乗り物として注目を集める一方で、マナーや安全意識が追いついていない現実が浮き彫りになっています。
⚠️「飲酒運転」や「歩道走行」もNG!利用時の注意点
電動キックボードの利用で特に問題視されているのが、以下のような行為です。
- 🚫 2人乗り
- 🚫 飲酒運転
- 🚫 歩道の走行
- 🚫 無灯火や信号無視
- 🚫 ヘルメット未着用(努力義務)
これらの行為は、利用者本人だけでなく歩行者の安全も脅かすことになります。
警察は「電動キックボードは便利だが、自転車やバイクと同じ“車両”であることを忘れないでほしい」と呼びかけています。
🗣️SNS上での反応:「危険すぎる」「深夜のすすきのがカオス」
SNS上でも今回の目撃情報は拡散され、
「深夜のすすきの、電動キックボードで2人乗りとか怖すぎる」
「LUUP便利だけどマナー悪い人が増えた」
「外国人観光客の利用も多く、ルール理解が不十分では?」
など、多くの声が上がっています。
札幌だけでなく、東京や大阪など他都市でも同様のトラブルが増えており、全国的な課題といえるでしょう。
🤔なぜルール違反が後を絶たないのか?
専門家によると、原因は以下の点にあると指摘されています。
- 「自転車感覚」での利用者が多い
- ルールを知らない観光客・外国人利用者
- シェアリングサービス拡大による管理不足
- 夜間・繁華街での監視体制の甘さ
つまり、法整備だけでなく、利用者教育や運営側の管理体制強化が今後のカギとなります。
🧭まとめポイント
- 札幌・すすきので2人乗りの電動キックボードが目撃され、交通違反で罰金対象
- 電動キックボードは「特定小型原付」に分類され、1人乗り限定
- 2024年だけで全国4万件超の事故・違反が発生
- 飲酒運転や歩道走行も違反行為として厳重注意が必要
- 利便性の裏で、安全教育とマナー向上が急務
💡結論
電動キックボードは都市交通の新しい選択肢として期待されていますが、
「手軽さ」=「安全」ではないことを利用者全員が理解する必要があります。
ルールを守らずに使えば、便利なはずのテクノロジーが“危険な乗り物”に変わってしまうのです。
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