10月4日に投開票が予定されている自民党総裁選は、9月22日の告示以降、5名の候補者による激しい争いが始まっています。メディアや討論会でも早くも舌戦が繰り広げられており、その中心的存在と見られているのが**小泉進次郎農林水産大臣（44）**です。
小泉氏は「立て直す。国民の声とともに」をキャッチコピーに掲げ、総裁選の活動と並行してSNSを積極的に活用しています。X（旧Twitter）やインスタグラム、そして公式TikTokアカウントなど複数のSNSを使い分け、日常の様子や政策に関する情報を発信しています。特に23日にはTikTokアカウントを開設し、初投稿を行うなど、幅広い層への情報発信に力を入れています。
SNSでの“荒れ模様”と批判コメント
しかし、小泉氏のSNSは出馬前からすでに“荒れ模様”となっています。Xではコメント欄を封鎖していますが、インスタグラムでは日常的な投稿や昼食の様子など、些細な内容にも批判コメントが寄せられる状況です。TikTokの初日投稿でも、「出馬をやめろ」といった厳しい意見が数千件に上りました。
こうした状況は、小泉氏本人だけでなく、妻の滝川クリステル（47）にも影響しています。クリステルはフリーアナウンサーとして知られるだけでなく、自身が設立した「クリステル・ヴィ・アンサンブル」という財団を通じて、人や動物の共生、社会の調和などをテーマに活動報告や日常生活をSNSで発信しています。
しかし、総裁選出馬以降、クリステルのインスタグラムのコメント欄にも、夫・小泉氏への批判や出馬反対の意見が集中して書き込まれるようになりました。例えば、日焼け止め商品のアンバサダー活動を報告した投稿には、以下のようなコメントが見られました。
- 「小泉さんの出馬を止めてください。旦那さんを信じたい気持ちはわかります。でも国民の事を考えてください。国民を助けられるのはあなたしかいません。」
- 「進次郎さんの出馬会見をご覧になりましたか？現時点では、自民党総裁になると日本の首相になります。ふさわしいと思いますか？」
- 「旦那さんの出馬をやめさせてください。日本のために、子供たちのためにお願いします。」
こうして、政治活動とは直接関係のないクリステルのSNSが“批判コメントのはけ口”になってしまう形となっています。前出のWEBメディアライターは、「小泉氏本人のSNSはコメント制限があるものの、インスタグラムやTikTokでは日常的な投稿に対しても厳しい批判が寄せられ、妻のSNSにも影響が及んでしまった」と指摘しています。
まとめ
小泉進次郎氏の総裁選出馬は、SNS上での発信と反響の双方に大きな影響を及ぼしています。Xやインスタグラム、TikTokなど複数のプラットフォームを駆使して国民に政策や日常の姿を伝えようとする一方で、コメント制限や批判コメントの集中により、発信者本人だけでなく家族にも影響が及ぶ状況が見えてきました。特に、滝川クリステルさんのSNSは、政治的批判の“余波”を受ける形となり、総裁選出馬に伴う厳しい現実を象徴しています。
ポイント
- 小泉進次郎氏の総裁選出馬により、SNS上で批判コメントが集中し、Xではコメント制限がかかっている状況。
- インスタグラムやTikTokでは日常投稿にも「出馬やめろ」といった意見が多数寄せられ、SNSが荒れ模様に。
- 妻・滝川クリステルのSNSも批判コメントの“はけ口”となり、直接関係のない家族にも影響が及んでいる。
- 総裁選に伴うSNS発信では、発信者本人とその周囲への影響を含めた、双方向コミュニケーションの難しさが浮き彫りになっている。
