プロレスラーのジャガー横田さん(64)の夫であり、医療機関「ジャガークリニック」を経営する医師・木下博勝氏(57)が、28日に自身のインスタグラムを更新し、自民党総裁選の候補者たちの英語対応について自身の見解を述べました。木下氏が言及したのは、実業家でYouTubeなどでも発信している西村博之氏(通称・ひろゆき、48)が行った“英語での質問”に関するやり取りです。
27日、自民党公式のYouTubeチャンネルで、総裁選候補5人による討論番組が生配信されました。その番組中、ひろゆき氏は一部の候補者に対して英語で質問を投げかける場面がありました。林芳正官房長官や茂木敏充前幹事長は、ともに米ハーバード大学大学院卒という経歴を生かして英語で回答し、自身の語学力をアピールしました。一方で、小泉進次郎氏もコロンビア大学大学院という名門校を修了しているものの、英語での回答は避け、「ひろゆきさんの提案に乗ってはいけない。日本語で答えます」と宣言し、日本語で質疑に応じました。この対応が視聴者や専門家の注目を集めました。
この出来事に対し、木下博勝氏はインスタグラムでコメント。「英語で即座に返答できる政治家もいれば、日本語で一貫して答える政治家もいる。ここに『言葉の力』が如実に現れていた」と述べました。さらに、木下氏は「若手候補が英語で返答し、高齢の候補が日本語で答えるかと思いきや、必ずしも年齢や留学経験がそのまま英語力に直結するわけではないのかもしれません」と指摘し、留学経験だけで語学対応力を判断するのは難しいとの私見を示しています。
今回の討論では、候補者たちの言語選択や対応の仕方が浮き彫りになり、有権者にとっては政治家の「言葉の力」や即応力を知る一つの判断材料となる場面となりました。
まとめポイント
- 総裁選候補者の英語対応が話題に
林官房長官・茂木前幹事長は英語で回答、小泉進次郎氏は日本語を貫いた。 - 木下博勝氏の私見
「言葉の力」が如実に現れ、留学経験だけでは語学対応力は判断できないとの見解。 - 年齢や学歴だけで判断できない政治家の即応力
若手・高齢、留学経験の有無に関わらず、政治家によって対応の仕方は異なる。 - 有権者にとっての参考
言語選択や即応力を通して、政治家の資質や発信力を知る手がかりとなる場面だった。